ニュースレター

在宅医療のリアル~24時間途切れない安心を届ける/滝麻里(救急診療部・HCA)

在宅医療のリアル~24時間途切れない安心を届ける/滝麻里(救急診療部・HCA)

24時間、地域全体で支える「チーム在宅医療」の安心

在宅で療養されている患者さんやご家族にとって、夜間や休日に病状が変化した際の不安は極めて大きなものです。わたしたちが追求する「チーム在宅医療」は、単に医療職が連携するだけでなく、24時間いつでも安心して相談できる体制を構築することから始まります。

 

救急診療部の役割:心に寄り添う丁寧な対話

救急診療サポートチームの現場では、コールセンターを通じて夜間の電話対応や診診連携のコーディネートを行っています。受話器越しに聞こえる声に耳を傾けるとき、大切にしているのは単なる医学的な手続きや連絡作業にとどまらない対応です。患者さんやご家族がどのような想いで過ごされているのか、どのような「安心」を求めているのかを丁寧にキャッチすることが求められます。

 

多職種連携を支える「ハブ」機能と信頼関係

さまざまな関係者をつなぐ“ハブ”として機能するためには、主治医や地域のケアマネジャー、ヘルパーといった専門職の方々が築いてきた関係性を尊重し、情報をスムーズかつ確実に共有することが欠かせません。痛みを和らげ、不快な症状を適切にコントロールしながら、患者さんが自分らしい生活を最期まで継続できるようにサポートする。そのプロセスの一つひとつが、患者さんの「納得できる人生」へとつながっていきます。

 

一人ひとりの「納得できる人生」をチームでサポート

一人ひとりの「患者さんのニーズを最優先」に考え、チーム全体が一人の主治医のように機能すること。どのような時間帯であっても寄り添う姿勢を崩さず、地域全体でその人の暮らしを守り抜くために、わたしたちは誠実なかかわりの積み重ねをこれからも大切にしていきます。

 

※診診連携(しんしんれんけい):複数の診療所や医療機関が互いの強みを活かし、夜間対応や専門領域で協力し合いながら患者さんの地域生活を24時間体制で支え続ける相互支援の仕組み。

※HCA(ホームケアアシスタント):医師とともに現場へ赴き、ドライバー業務や診療補助、患者様・ご家族とのコミュニケーションを支える在宅医療の専門サポートスタッフ。

 

悠翔会のロゴ入り緊急車両から、現場へ向かうために乗車する女性スタッフ

「到着後の第一声で安心感を持っていただけるよう、声のトーンや話し方にも気を配っています」

 

本取材の舞台裏・別インタビューは[となりのゆうとくん]にて公開中。

ページ先頭に戻る