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分担執筆のお知らせ(『ここが知りたい! 腎臓病診療ハンドブック』)
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「ここが知りたい! 腎臓病診療ハンドブック」(中外医学社発行)の第6章「腎臓病診療の将来に必要な視点」における「在宅医療」の項を、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳が分担執筆させていただきました。
清水英樹先生編著の同書は、腎臓病診療を専門としない医師のために、専門家が、主要な疾患・病態の基本から臨床ノウハウまでをわかりやすく解説したハンドブックです。
佐々木が担当した「在宅医療」では、低栄養、サルコペニア、フレイル、食事療法、意思決定支援をKey Wordsに、腎不全患者に対する薬物療法と非薬物療法、透析について述べています。
透析患者の高齢化に伴い、透析患者に在宅医療が導入されるケースも増えてきました。在宅医療の現場で、透析の導入や非開始、中止を決断する機会や、透析をしない末期腎不全患者の看取り援助に関わる機会も増加しています。価値基軸を医学モデルだけに依存せず、生活モデルの観点からの解釈も重要となる在宅医療では、その部分も含めて十分に話し合いを重ねる必要があります。