お知らせ

記事掲載のお知らせ(『jmedmook79 最新知見を現場に活かす! 誤嚥性肺炎 治療と予防の新常識』)

  • お知らせ
  • メディア
記事掲載のお知らせ(『jmedmook79 最新知見を現場に活かす! 誤嚥性肺炎 治療と予防の新常識』)

2022年4月25日発行の『jmedmook79 最新知見を現場に活かす! 誤嚥性肺炎 治療と予防の新常識』(日本医事新報社)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳が執筆した「在宅医療の現場で行う誤嚥性肺炎診療」が掲載されました。

 

誤嚥性肺炎は在宅患者が緊急入院する最大の原因ですが、そもそも在宅患者の多くが、誤嚥性肺炎のハイリスク群です。入院により、サルコペニアや認知機能の低下は進行し、これらが誤嚥性肺炎のリスクをさらに高めることになります。入院によって失われる心身の機能を考慮したうえで、在宅で治療するという選択肢も検討する必要があります。

 

誤嚥性肺炎は、老衰による全身の機能低下の結果として生じるものでもあり、医学的な線引きが難しいことも多くあります。老衰で繰り返す誤嚥性肺炎に対して、抗菌薬治療は必ずしも生命予後を改善しません。抗菌薬を投与せず、緩和ケアに専念することも、一つの選択肢です。患者さん・ご家族たちにとって最適な選択を考え続けるためには、信頼関係が構築できていることが前提となります。

 

発症の予防から人生の最終段階の支援まで、在宅医療における誤嚥性肺炎診療の全体像についてまとめました。

 

ぜひお読みください。
https://www.jmedj.co.jp/book/jmedmook/detail.php?id=2184

ページ先頭に戻る