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悠翔会グループビジョン会議2024開催のご報告

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悠翔会グループビジョン会議2024開催のご報告

2023年3月29日、医療法人社団悠翔会は、法人のビジョンを共有するためのグループビジョン会議を、会場とオンラインのハイブリッドにて開催しました。年に2回、リーダークラスのスタッフが集まり、会議で共有した内容を、各クリニックでも改めて共有します。24クリニックの院長・事務長とスタッフ、2つの訪問看護ステーションの管理者とスタッフ、精神科、歯科診療部、在宅栄養部から、約60名が参加しました。

 

まず、理事長・診療部長の佐々木淳が、法人の行動規範を再確認しました。悠翔会はこれまで18年間、チーム在宅医療を強みとしてきましたが、最近では同様の機能をもつクリニックも増えてきています。長年、在宅医療に取り組むことで、課題も見えてきました。自宅で最期を過ごしたいと考える多くのがん患者さんたちは、病院で亡くなっています。病院から帰ってきた患者さんに、最適な医療を提供できていないのではないか。そもそも自宅に帰せていないことが問題ではないか……。病院からせっかく帰ってきても、2人に1人が、1ヵ月以内に再入院していることもわかっています。これらの課題解決には在宅ケアの総合力が必要と考え、昨年から訪問看護事業に取り組んでいます。4月からは看護小規模多機能型居宅介護事業も開始します。

 

続いて、グループに分かれ、期初に立てた目標の振り返りや行動計画の共有を行いました。各グループからは、クリニックを働きやすい環境にするための具体的な工夫、地域の他のクリニックとの差別化、薬局との連携方法などについて、好事例が共有されました。ほとんどのグループで、チームワークをいかによくしていくかについて話し合われていました。お弁当会やカレーパーティーなど、食べ物を介したコミュニケーションの場づくりも、多くのクリニックで行われています。カルテの入力ルールの統一や、クリニックのポータルサイト作成など、チーム力を高める取り組みも発表されました。診療報酬改定を踏まえた対策を含め、院長・事務長を中心に、チーム全体で土台固めをしていきたいと考えています。

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