活動報告

在宅医療カレッジ×医療法人社団悠翔会 2021年末特別企画ラウンドテーブルディスカッション開催のお知らせ

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新型コロナは、日本の抱えるさまざまな課題を顕在化させました。

 

医療の現場では、感染防御資材や検査キャパシティの不足、発熱者への対応体制の混乱、病院や介護施設のクラスター、ワクチンの大規模接種、原則入院から原則自宅隔離へ、そして新型コロナ感染者の在宅療養支援へ、大学病院から在宅医療・訪問看護まで巻き込んだ文字通りの総力戦で第五波までを乗り切ってきました。世界で最も高齢化の進んだ日本で、死者をここまで抑制できたのは大きな成功と言ってもいいのかもしれません。

 

一方で感染拡大を抑制するための人流の制限は、経済活動や学校教育の現場などに大きな影響を及ぼしました。補償や保護のセイフティネットから零れ落ちた人たちが困窮の度合いを深め、女性や子供たちの自殺が増えました。

 

そして、コロナ死を抑制できたとはいえ、日本の医療の脆弱な側面も明らかになりました。病床のフレキシビリティの弱さ、そして地域によっては、かかりつけ医機能が十分に発揮されていないことも、コロナ対応の混乱に拍車をかけていたように思います。

 

地域医療は、そしてわたしたちの暮す地域コミュニティはどうあるべきなのでしょうか。新型コロナという全国規模の大規模災害が炙り出した日本の課題について、各領域のオピニオンリーダーたちとともに正面から考えてみたいと思います。

■テーマ:コロナ禍から見えた日本の課題と、これからの地域医療のカタチ
■日時:2021年11月30日(火曜日)18:30~21:00
※Zoomでの開催となります。

 

ぜひご参加ください。
お申込みは下記よりお願いいたします。
https://college2021symposium.peatix.com/

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