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マニュアルがなくても動ける!? 製造業から復帰したUターン看護師が語る、「患者さんを主語にする」最強チームの実態 / 村田 貴子(パナウル診療所)

■となりのゆうとくん

製造業からのUターン復帰と、ブランクへの不安

看護師の村田貴子は、東京で病棟勤務などを経験した後、子育てのために故郷の与論島へUターンしました。島では子どもとの時間を優先し、JAXA関連の部品を作る製造業などで働いていましたが、知人の勧めもあり、再び看護師としてパナウル診療所に入職することに。 「最初はブランクがあったのでとても緊張しました」。しかし、ベテランの嶺島看護師をはじめとするスタッフの動きを見よう見まねで吸収し、持ち前の感覚をすぐに取り戻していきました。

 

村田 貴子(パナウル診療所、看護師)

 

マニュアル不要!? 「患者さんを主語にする」風土

悠翔会の課題として「マニュアルが整備されていない」ことが挙げられることがありますが、村田は全く不都合を感じませんでした。 「みんなが『患者さんのためにどう動くべきか』を主語にして考えているんです。目的が一緒だから、マニュアルがなくても『こうすればいいんだな』と自然に動きがわかります」。 手順ありきではなく、患者さんを中心に据えて全員が自律的に動く。その風土が根付いているからこそ、職種の垣根を越えてサポートし合える最強のチームワークが機能しているのです。

 

「生活」を知り、寄り添う島ならではの看護

都会の病棟勤務との最大の違いは、患者さんとの圧倒的な距離の近さです。 「『どこの子?』って聞かれて父の名前を出すと、父の思い出話をしてくれたり、下の名前で呼ばれたり。医療から離れていた期間があったからこそ、患者さん側の『わからない』という不安な気持ちにも寄り添えるようになりました」。 ただ治療を提供するだけでなく、患者さんの生活や人生の背景を知り、全人的に関わる。島の一員として患者さんに寄り添う村田の温かい看護が、パナウル診療所の魅力をさらに引き立てています。

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