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記事掲載のお知らせ(『高齢者住宅新聞』第584号)
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2020年5月20日、週刊高齢者住宅新聞 第584号(高齢者住宅新聞社発行)におきまして、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳の連載記事【在宅医からみた10年後、20年後のニッポン】「第8回 高齢者施設でアウトブレイクが起こったらどうするのか?」が掲載されました。
これまでに14カ所の介護福祉施設で、20人を超える新型コロナの集団感染(アウトブレイク)が報告され、施設運営は厳しい状況に追い込まれています。無症状の潜伏期間が長い新型コロナでは、一人の感染が明らかになったときには、すでに集団感染になっているのです。
施設運営者には、集団感染が起こったときに適切に対処できるよう、準備が求められます。具体的には次の4つとなります。
①指揮命令系統の確認
②感染予防と制御のための研修とシミュレーション
③集団感染が発生したときの人員確保体制の確立
④感染防御資材の確保
「高齢者介護施設における感染症対策マニュアル」の内容そのものであるこれらを形骸化せず、日ごろから危機管理意識をもつことが大切です。今後必ずやってくる第二波は、第一波以上に抑制が難しくなることも考えられます。第一波が過ぎ去りつつある今、しっかりと備えていきましょう。
ぜひご一読下さい。
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