『ほうもん看護』（日本訪問看護財団発行）に掲載された特別座談会「看護の専門性を発揮し、ポストコロナの在宅ケアを充実させよう」に、日本訪問看護財団の清水嘉与子理事長、佐藤美穂子常務理事、あすか山訪問看護ステーションの平原優美統括所長と共に、医療法人社団悠翔会理事長・診療部長の佐々木淳が参加させていただきました。

コロナ患者さんの往診時、本当に厳しい状況の中でも、看護師さんが健康観察をしてくれることには絶対的な安心感がありました。その専門性が、コロナ禍でより強く発揮されたと思います。

海外で見学した在宅医療の現場では、基本的に地域の看護師たちがプライマリーヘルスケア、プライマリーケアを全面的に担っていました。日本の医療制度との違いはありますが、包括的な在宅ケアとして、ケアは看護師がマネジメントしていく体制を作ればいいのではないかと考えます。

NP（ナースプラクティショナー）制度創設の動きがありますが、この制度を使いこなせると、北欧の福祉先進国と同じようなQOLを在宅の患者さんたちに提供できるでしょう。そのために、医療と看護と介護がサポートし合えるフラットな関係性が、地域に広がるといいとお話ししました。

ぜひお読みください。
https://www.jvnf.or.jp/blog/d13.html