活動報告

パナウル診療所開院式を行いました

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パナウル診療所開院式を行いました

2022年7月3日、パナウル診療所は、開院式である“祝福祭”を開催いたしました。前院長・古川誠二先生の代から診療所と交流のある、社会福祉法人ハレルヤ福祉会の理事長・徳永哲秀先生は牧師さんでもあります。徳永先生ご一家のご協力で、讃美歌のピアノ演奏と聖書朗読から始まる会となりました。

 

開院記念にいただいた、たくさんの花を飾った会場には、台風による強風の中、100人近い島の方々が足を運んでくださいました。

 

祝辞をくださったのは、町長、町議会議長、大島郡医師会長、与論徳洲会病院院長、そして古川先生です。診療所開設により在宅医療が再開されることへの安堵と感謝の言葉に加え、古川先生からは、鹿児島・沖縄の離島医療の充実への期待もお聞かせいただきました。

 

理事長・診療部長の佐々木淳が、与論島でのプライマリヘルスケアの存続について抱負を語ったのに続き、院長の小林真介も、「与論の伝統や文化、死生観などを大切にしながら、みなさんと一緒に診療所を運営していきたい」と話しました。

 

スタッフ一人ひとりの紹介も行いました。参列いただいた方々に直にご挨拶することができ、あたたかな拍手をいただきました。現在、2人の看護師、3人の医療事務のうち、4人が地元での採用です。悠翔会本部からも、応援の看護師が駆け付けています。

 

パナウル診療所の歴史を引き継ぎつつ、それが絶えることのない体制をどう構築するか。法人にとっても新しい試みとなりますが、与論を足掛かりに、離島医療の充実にも貢献していきたいと考えています。

 

開院日に取材していただいた奄美新聞の記事も、ぜひお読みください。
https://amamishimbun.co.jp/2022/07/02/38604/

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