■医療法人社団 悠翔会 TOP> 診療実績のご報告
 

   1年目
(2006/8−2007/7)
 2年目
(2007/8−2008/7)
 訪問診療の患者数  207名  326名
 休日・夜間の緊急対応件数  178件  232件
 入院件数  37件  54件
 死亡者数(在宅での看取り含む)  29名  43名


 2006年の診療開始時より、約400名の患者様の訪問診療を担当させていただいています。重症患者様の受け入れ、緩和ケア・終末期ケアに積極的に取り組んでいることから、緊急対応件数、入院・死亡件数ともに他の在宅医療機関よりも多くなっています。患者数の増加に合わせて、診療スタッフの確保、診療科の拡充を進めています。
 

患者様の基礎疾患

 当院では、総合的な診療に取り組んでおり、患者様の疾患も多岐にわたります。多くの方は、加齢にともなう身体機能の低下が見られ、内科的な疾患をお持ちですが、認知症、脳梗塞後遺症、悪性腫瘍・がん、骨粗鬆症や骨折、変形性膝関節症など、さまざまな病気を合併している方も多くなっています。

認知症ー226名
(重症74名 中症95名 軽症57名)

 認知症の原因診断と、それに基づく内服治療および進行予防を中心に行っています。介護への抵抗や暴力・不潔行為など、問題となる症状については、必要に応じて精神科医による治療を行っています。デイサービスなどの導入が症状の改善に役立つこともあり、介護サービスとの連携も重視しています。


悪性腫瘍・がんー64名

 進行がん・末期がんの方を中心に64名の患者様の訪問診療を行っています。がんによる痛みの治療、むくみや腹水・胸水の治療、ご家族を含めたメンタルケアなど、包括的な緩和ケアを行っています。ご希望に応じて、代替補完医療や統合医療の導入にも取り組んでいます。


摂食障害ー42名
(胃ろう15名 腸ろう1名 経静脈栄養26名)

 栄養状態や嚥下機能に応じた食事の処方、嚥下リハビリなどに取り組んでいます。食事の摂取が困難な方については、必要に応じて経管栄養・経静脈栄養の導入を行います。また、在宅でのカテーテルやチューブ類の管理や交換に対応しています。


呼吸不全ー68名
(在宅酸素療法63名 人工呼吸器5名)

 肺炎や心不全、肺気腫、慢性気管支炎などで、呼吸状態が悪化した方への在宅酸素療法の導入および管理を行っています。また、人工呼吸器の管理や、在宅での気管切開チューブの交換などに対応しています。


心不全・不整脈ー54名
(心筋梗塞21名 心臓手術後12名 ペースメーカー18名 植込型除細動器1名)

 2名の循環器・心臓外科専門医が在籍。心電図検査、心臓超音波検査など在宅で実施可能な検査機器を配備し、心臓病の専門的管理にも対応できます。


脳血管障害ー85名
(脳梗塞73名 脳出血12名)

 に再発予防と合併症の治療を中心に治療を行います。また、機能回復のため、積極的にリハビリテーションに取り組んでいます。


褥瘡(2度以上)ー27名

 皮膚科医を中心として、褥創の治療および予防に積極的に取り組んでいます。難治性の褥創には、訪問看護とも連携して治療にあたります。


難病・希少疾患 26名

 難病(パーキンソン病、慢性腎不全、肝硬変・肝細胞癌、アミロイドーシス、サルコイドーシス、全身性エリテマトーデス、特発性大腿骨頭壊死症、原発性胆汁性肝硬変、潰瘍性大腸炎、免疫不全症候群など)、希少疾患(重症筋無力症、線維筋痛症、クロイツフェルトヤコブ病など)の方の訪問診療も行っています。難病や希少疾患の場合は、専門医と連携しながら診療にあたっています。